2008年05月02日
ヒトサライ
あれは私がまだ小学校低学年の頃でした。
東京駅で母が
「トイレに行くから荷物をみていてね」
と言ったので、荷物を盗まれないようずっと見張っていたんです。
そしたら、メガネをかけた細めのおっさんに声をかけられました。
「ポテトチップスあげるから、一緒にこない?」
私には荷物があります。
知らない人にはついていってはいけませんと習いました。
それに私はポテトチップスは嫌いだったので
「ポテチ嫌いだからいい」
と断りました。
だが、おっさんは引き下がりません。
「コーラは飲む??」
私はコーラは体に悪いものと母に散々言われていたし、
炭酸飲料自体嫌いなので
「コーラ嫌いだからいい」
と断りました。
おっさんは、
「なら、何がすきなの?」
と聞いてきたので
「珈琲牛乳」
と答えたら、なんと買ってくれるというじゃありませんか!
これは小学校低学年の私にとっては魅力的です。
危うくついていきそうになったところに、母登場。
「あんた、うちの子になにしてんのーーーーー!!!!」
と第一声、おっさんは逃げていきました。
着いていったら今頃どこにいたんだろ。
死んでいたカナ。
東京駅で母が
「トイレに行くから荷物をみていてね」
と言ったので、荷物を盗まれないようずっと見張っていたんです。
そしたら、メガネをかけた細めのおっさんに声をかけられました。
「ポテトチップスあげるから、一緒にこない?」
私には荷物があります。
知らない人にはついていってはいけませんと習いました。
それに私はポテトチップスは嫌いだったので
「ポテチ嫌いだからいい」
と断りました。
だが、おっさんは引き下がりません。
「コーラは飲む??」
私はコーラは体に悪いものと母に散々言われていたし、
炭酸飲料自体嫌いなので
「コーラ嫌いだからいい」
と断りました。
おっさんは、
「なら、何がすきなの?」
と聞いてきたので
「珈琲牛乳」
と答えたら、なんと買ってくれるというじゃありませんか!
これは小学校低学年の私にとっては魅力的です。
危うくついていきそうになったところに、母登場。
「あんた、うちの子になにしてんのーーーーー!!!!」
と第一声、おっさんは逃げていきました。
着いていったら今頃どこにいたんだろ。
死んでいたカナ。